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第39回卒業式式辞

希望と喜びの象徴であるような、この春のよき日に、同窓会長の古谷田様をはじめ、このように多数ご来賓の皆様のご臨席のもと、 ここに第39回卒業式を挙行できますことは、卒業生はもちろんのこと、私たち教職員に取りましても大きな喜びでございます。 ご臨席を賜りました皆様に、心からお礼申し上げます。

314名の三年生の皆さん、卒業おめでとうございます。

皆さんは、入学以来のたゆまない努力が実を結び、ここにめでたく卒業の栄誉を得たわけであります。心からお祝い申し上げます。

また、ここまで育ててこられた保護者の方々の思いもひとしおのものがあるとお察しいたし、改めてお祝い申し上げます。 本当におめでとうございます。

卒業式は皆さん一人ひとりにとって自分の将来への夢や希望に胸をふくらませ、自覚と決意を新たに、今後力強く、 たくましく、生き続けるための大事なスタートの日であります。今日という日を出発点として、 今後の人生を前向きに積極的に生きて欲しいと願っています。そこで、皆さんの輝かしい門出に当たり、 はなむけの言葉を送りたいと思います。

「志定まれば、気盛んなり」という言葉があります。これは、江戸幕末の吉田松陰が残した言葉です。

志とは、心に決めた目標に向けて進もうとする気持ち、決心のことです。したがってこの意味は、 目標への気持ちが志としてはっきりすれば、自ずとやる気や意欲が生じるということです。

さらに、松陰は、目標を決めるだけでは十分ではない。なぜ、その目標を定めるのか、その目標を達成する意味は何か、 と目標への意味を自分で明らかにしたり、価値あることだろうかと自分でしっかり考えたりすることが大切であるといっています。 つまり気持ちが入り強い意志があれば、目標について志を持ち、気持ちは高まり盛んになるというわけです。

さて、皆さんの脳裏に浮かぶものはなんでしょう。今、三年間の様々な思い出を一瞬の出来事のように思い出している人も多いのではないでしょうか。 辛かったこと、楽しかったこと様々であると思いますが、再びめぐってくることのない貴重な思い出として、いつまでも大切にしてください。

そうした折に臨んで皆さんに忘れてほしくないことがあります。それは、この三年間なにかにつけて皆さんを支えてこられた家族への感謝を忘れないでください。 そしてもうひとつ、皆さんをここまで導いてきた担任の先生をはじめとする先生方のことも心に刻んでおいて欲しいと思います。時には少しうるさい存在でもあったかと思いますが、 先生方の誰もが皆さんの将来を豊かで明るいものにしたいと願っているのです。

いよいよ皆さんにお別れを言うときがきました。皆さんの前途が洋々たるものであることを信じ、 ご活躍されることを祈念して式辞といたします。本日は誠におめでとうございます。